Web3スタートアップのプレイシンク、シリーズAで4.7憶円の資金調達を実施

NFT技術を活用したサービスの社会実装を進める株式会社プレイシンク(本社:東京都豊島区 代表取締役:小林 陽介 以下「プレイシンク」)は、シリーズAラウンドにおいて、STRIVE、W Fund、ユナイテッド、f4samurai、double jump.tokyo、OLMベンチャーズ等を引受先とする第三者割当増資により総額4.7億円の資金調達を完了したことをお知らせいたします。 今後は、サービス拡大のためのIPホルダーとの連携、国内外での人材採用、Web3・NFT事業の開発をより加速してまいります。

Web3スタートアップのプレイシンクについて

当社は、好きなものを好きでよかったと思える世界の実現を目指し、NFT技術を活用した様々なサービスの開発を進めています。2021年9月にオルトプラスの子会社として設立し、2022年4月に当時の事業責任者・現代表である小林によるMBO(マネジメント・バイ・アウト)を実施しました。

NFTはその誕生以降、アートやデジタルコンテンツを対象として広く取引され、世界中で注目されてきました。しかし、投機目的取引による価格変動や仮想通貨価格の下落等により昨今では取引量が減少し、NFT所有の意義やメリットが十分に見出されず、定着に向けて大きな課題を抱えています。プレイシンクではNFT技術を社会をよりよくするための手段として捉え新たなサービスに活用することで、NFT技術の汎用化を図り、多くの人がNFTを気軽に利用できるように社会実装を進めていくことができると考えています。

例えば2022年7月に行われたLDH JAPANが仕掛ける総合エンタテインメント・プロジェクト「BATTLE OF TOKYO」では、来場者に”来場証明NFT”を配布する取り組みを実施。”来場証明NFT”を保有するファンは、ファンとして推し活の履歴を証明できるほか、別途展開されるサービスで特典が得ることができます。本イベントでは来場者の約3万人が受け取り、リアルイベントでの来場証明NFTを配布した実績としては世界最大規模の取り組みとなりました。

デジタルデータのヴィンテージ化=デジタルヴィンテージを実現する

デジタルデータは劣化せずコピーが容易であることが特徴です。NFTはコピーや改ざんができにくい仕組みではありますが、劣化しないため生成されたデータの量は変わりません。そのため、現在のNFTは生産時の価値が最大になり、時間の経過とともに話題性が薄れニーズがなくなると価値が失われていく傾向にあります。一方でワインや時計などのリアルなモノは時間の経過とともに物理的に量が減っていきます。このことにより希少性が発生し時間の経過とともに価値が上がりヴィンテージ化が発生します。

当社は特許出願中のデジタルヴィンテージ技術により、ユーザーが購入したNFTが資産価値を保つようにコントロールされ、安心して購入、保有できユーザーが集める喜びを享受できる仕組みを提供いたします。

当社では、現在デジタルヴィンテージ技術を活用した以下のようなサービスの準備を複数進めており、順次リリースしてまいります。

新サービス「NFTトレーディングカード」を提供開始

デジタルヴィンテージ技術を活用した新サービス「NFTトレーディングカード」の第1弾として、プロサッカー選手のプレー動画をトレカとして販売するサービスを2022年11月より開始する予定です。

特許出願中のデジタルヴィンテージ技術により、NFTの資産価値を保つようにコントロールされ、安心して集める喜びを享受できるだけでなく、NFTを保有するユーザーが選手やファン同士でコミュニケーションできるなどNFTを保有するだけではなく、保有することでファンとしての推し活がより楽しめるような新サービスになる予定です。

なお、同サービスは当社の特許技術を基盤として開発した「トレカプラットフォーム」上で展開されます。トレカプラットフォーム上に他のIP(知的財産)を横展開することで、スポーツのみではなく、アニメやエンタメ領域のIPを活用したトレカサービスを展開予定です。

詳細は、株式会社OneSports(本社:東京都豊島区 代表者:杉野 範和 以下 OneSports)より、プレスリリースを配信しておりますので、下記URLをご参照ください。

株式会社OneSports、Jリーグオフィシャルライセンス許諾デジタルトレーディングカードサービス「Jリーグ エールトレカ」事前登録を開始
https://www.onesports.co.jp/news/1149/

新サービス「NFTゲーム」を提供開始

デジタルヴィンテージ技術を活用し、「Free to Play and Earn(無料ではじめて楽しみながら稼ぐ)」をコンセプトとし、スポーツチームの経営シミュレーションゲームを企画、開発しています。

NFTトレーディングカードと同様にゲーム内の資産価値を保つようにコントロールが行われています。さらに、保有する選手や資産を売買することも可能になっており、実際のクラブチームの経営をしているような体験を提供いたします。もちろんNFTをマーケットで販売することも可能になっており、ゲームを楽しみながら稼ぐことも可能で、年内のサービス開始を目指しています。

詳細は、株式会社OneSports(本社:東京都豊島区 代表者:杉野 範和 以下 OneSports)より、プレスリリースを配信しておりますので、下記URLをご参照ください。

 「Free to Play and Earn(無料ではじめて楽しみながら稼ぐ)」をコンセプトとした、日本初Jリーグオフィシャルライセンス許諾のブロックチェーンゲーム『トレサカ Jリーグ』を株式会社OneSportsよりリリース予定
https://www.onesports.co.jp/news/1114/

出資者よりコメント

STRIVE 代表パートナー 堤 達生氏
先ずはプレイシンク社のシリーズAラウンドのリードインベスターを務めさせて頂いたことを大変誇らしく思っています。  Web3領域のマスアダプションは、これからが本番なので、プレイシンクの経験豊富な経営チームが、どういう形で表現していくのか、今から、とてもワクワクしています。

 W fund インベストメントマネージャ 高津 秀也氏
弊社W fundはtoC向けのサービスを中心にご支援しており、その中で、市場に大きな影響を与えうる、一大トレンドとしてWeb3と向き合ってまいりました。  当該市場において、Web3技術のマスアダプションはとりわけ課題として認識されがちですが、そのような難しくも大きな可能性を秘めた分野に挑戦するプレイシンク社に大きな共感をもってこの度ご出資させていただきました。  ハードルは幾重にもありますが、それを乗り越えられる非常にマチュアなチームに大きな信頼を寄せております。是非、プレイシンク社の描く未来にご期待ください。

 ユナイテッド株式会社 代表取締役 金子 陽三氏
NFT市場の今後のポテンシャルの大きさに期待する中で、プレイシンク社の経営陣は、上場企業にてゲーム事業及びブロックチェーン事業を牽引してきた経験を有しているため、当領域における適切な事業運営を特に期待しております。  また、サービス設計においても、NFT事業の大きな特徴の1つとして“消耗や消費が起きないことにより供給量が減らず、市場における価値が下がってしまうこと”が挙げられると理解しておりますが、デジタルヴィンテージの技術を活用したユニークな仕組みを考えておられ、その点も期待し、この度の出資を決定いたしました。  今回の出資を通じて、ユナイテッドグループの保有するDXコンサルティング事業や人材マッチング事業などのアセットを最大限活かし、今後もプレイシンク社の成長を支援してまいります。

 株式会社f4samurai CMO 佐藤允紀氏
経営陣の方々とは、起業される以前よりユーザーへの真摯な向き合い方に共感させて頂いておりました。今後、ブロックチェーンを活用した様々なサービスづくりを応援できれば幸いです。

double jump tokyo Inc. 代表取締役CEO 上野広伸氏
プレイシンク社は、推し活という潜在的に価値が大きい分野に「NFT」を通じて新しい体験をもたらす挑戦をしています。この挑戦をdouble jumpとしても様々支援させていただき、一緒にNFTエコシステムやweb3業界の発展に寄与していきたいと考えています。

 株式会社オー・エル・エム・ベンチャーズ 代表取締役 横田 秀和氏
NFTはアートやデジタルコンテンツ分野を中心に大きく注目されたものの、NFTそのものの意義やメリットが十分に活かしきれず課題感が残されたままとなっています。プレイシンクは経験豊富な創業メンバーが揃い、課題や弱点をクリアし多くの方々がNFTを意識せず気軽に利用し楽しめる環境を創出してくれると期待しています。

好きなモノを「好きでよかった」と思える世界にするために。採用強化中!

プレイシンクでは、エンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーなど全職種で一緒に働く仲間を募集しています!スポーツ、エンターテインメント、アニメなどさらなる事業展開を今後も予定しています。ぜひ一度お話しませんか?
https://playthink.co.jp/ja/recruit/